石鹸のすゝめ

主人と4人の我が子の敏感肌・アトピーを治す!と奮闘している石鹸が好きな湯子のブログです。

【油脂の効果と刺激性】お肌に優しいのは植物性?

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こんにちは、湯子です。

皆さんは、固形石鹸を買うときに何を基準にして購入しますか?そもそも固形石鹸なんて買わない方もいると思いますが、一般的には『香り』だったり『価格』、中には『成分』を見て購入する方も中にはいるのではないでしょうか。石鹸は主に動物と植物の油脂から作られていますが、中には植物性の石鹸もあり、お肌に優しいイメージがあります。今回は、石鹸の原料である油脂に注目していきたいと思います。

 

【日本の石鹸は主にヤシ油・パーム油・牛脂を使用している】


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ヤシ油は、ココヤシの実から採れる油,ココナッツオイルのことです。体に良いと一時期ブームになりましたね。ココナッツ油はラウリン酸を多く含んでおり、ウィルスや真菌などに対する抗菌作用、抗酸化作用や免疫力アップなど、身体に嬉しい成分が入っています。

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パーム油というのは、アブラヤシという木に実るパームという果実から採れた油です。世界で最も生産されている油で、マーガリンやショートニングなど食用として使われていたり、石鹸でも良く使われています。ちなみに種から採れる油は、『パーム核油』と呼ばれています。


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牛脂は牛の脂身です。ステーキを焼く時に使われるものですね。牛脂にはビタミンAが多く含まれていて、皮脂や粘膜の保護、乾燥肌を防ぐ効果もあります。


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ちなみに、海外の石鹸は主にオリーブ油を使用しています。アレッポ石鹸やマルセイユ石鹸がそうですね。

他にも大豆油やアボカドオイルなど、様々な油脂を使用し、これらをブレンドして、日本の石鹸は作られいます。それぞれの石鹸の会社によって比率も違えば、使用している油脂のグレードも異なります。

 

【油脂の主な成分(脂肪酸)】

それぞれの油脂に含まれる脂肪酸が石鹸の素となり、私たちの身体を優しく洗ってくれます。

 

ヤシ油…ラウリン酸

パーム油…パルミチン酸、オレイン酸

パーム核油…ラウリン酸、ミリスチン酸

牛脂…オレイン酸、パルミチン酸、ステアリン酸

オリーブ油…オレイン酸

 

ほとんどの脂肪酸は抗酸化作用や保湿効果があり、私達の皮脂膜にも存在する成分です。しかし、注意しなければいけない脂肪酸も中には含まれています。

 

【ラウリン酸の肌への刺激性】

ラウリン酸は石鹸にとって命となる泡立ちを良くする効果があります。泡立ってこそ石鹸の力が発揮されるので、無くてはならない脂肪酸です。しかし、こちらの脂肪酸は肌への刺激性があります。(肌がチクチクするような刺激感やさっぱり感)

とはいうものの、石鹸を短時間で洗い流す分には肌への刺激性は非常に少ないそうですが、アトピーの方や敏感肌の方にはあまり入ってほしくない成分ですね。

 

刺激 

ラウリン酸(パーム核油、ヤシ油など)

ミリスチン酸(パーム核油など)

オレイン酸(パーム油、牛脂、オリーブ油など)

パルミチン酸(パーム油、オリーブ油など)

ステアリン酸(牛脂など)

刺激 

 

【ラウリン酸を含む石鹸は見分けられるのか?】


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成分表示に『ココナッツオイル』『ヤシ油』『パーム核油』と書かれていれば分かるのですが、ほとんどの石鹸は、『石鹸素地』とひとくくりになって表記されているものがほとんどで見分けるのは難しいです。

しかし、石鹸を作る製法でヤシ油を使用していても、しっとりとしている石鹸もあります。(ホットプロセス・コールドプロセス)

 

yukoss.hatenablog.com

 

まとめ

今回調べてみて、植物性の油脂に含まれるラウリン酸が、石鹸の泡立ち効果と石鹸特有のさっぱり感を出していると分かりました。ラウリン酸は肌への刺激性がありますが、泡立ちを良くするために多くの石鹸に使われています。油脂の比率や石鹸を作る製法によっては、刺激性があまり感じにくい石鹸も中にはあります。

『植物性=お肌に優しい』というのは少し語弊がありそうです。個人的には牛脂が刺激性があると思っていたので。(笑)

このことを知ったうえで、おすすめする石鹸を今一度考えたいと思います。とても良い勉強になりました。