こんにちは、石鹸大好き湯子です。
今回は、デリケートゾーンについてお話します。デリケートゾーンの話って、中々聞きにくかったりしますよね。なのでネットで調べたり、
デリケートゾーンって、言葉の通りデリケート部分なので、あまり触れたくないのですが、ニオイ、黒ずみ、痒みが気になるとどうしても石鹸やボディソープでゴシゴシ洗いたくなってしまいますよね。
しかし、誤った洗い方をすると余計痒みの原因になったり、時にはカンジタにつながる場合もあります。実際私がそうでした。出産を経験する前まではデリケートゾーンは気に留めることなく普通に水で流したりするだけでしたが、長女が産まれ、デリケートゾーンを綺麗にしなくてはと意識して、当時は殺菌成分を含んだ洗顔料で洗っていました。(お恥ずかしい…。)
ものの見事にカンジタになり、治ってはまた再発しての繰り返し…。当時よりはマシになりましたが、今でも切っても切れない縁となりました。
動植物の油脂から作られる、肌にも環境にも優しい固形石鹸。しかし、固形石鹸の洗浄力は合成洗剤(ボディーソープ)に比べると強く、さっぱりとした使い心地です。そのような石鹸でデリケートゾーンを洗う事はできるのか、また、デリケートゾーンにも使える石鹸があるのか、お話していきたいと思います。
※カンジタはひどくなる前に婦人科で診てもらった方が良いです。本当に地獄です…。
デリケートは素肌と同じ弱酸性
デリケートゾーンはお肌と同じ弱酸性です。膣に存在する常在菌（善玉菌、悪玉菌）の働きにより外部からの病原菌の侵入を防いでくれます。いわばバリア機能ですね。
実はカンジタ菌（真菌）も膣内にいて、普段は悪さをしないのですが、増えすぎるとカンジタになることもあります。主な原因としては体調の変化やストレスなどで常在菌のバランスが悪くなることです。産後に発症する方も多いと言われています。女性の身体ってその日によってコンディション違いますよね。生理が近くなるとホルモンバランスが乱れてるのかデリケートゾーンのニオイや蒸れが気になったりすることがあります。
デリケートゾーンは固形石鹸で洗えるのか？
固形石鹸は全て弱アルカリ性です。デリケートゾーンは常在菌(弱酸性)によって保たれているので、固形石鹸で洗うと良い菌も悪い菌も中和されてさっぱりと洗い流されてしまいます。また、市販で売られている石鹸は洗浄成分が約9割9分を占めているものばかりなので、デリケートゾーンにとっては洗浄力が高めです。洗いすぎてしまい悪化する可能性もあります。市販の石鹸で洗えない事はないですが、人によっては逆に痒くなったりすることがあるかもしれません。
固形石鹸でデリケートゾーンを洗うのであれば、保湿成分を含む、しっとりとした石鹸を使って洗う事をおすすめします。
保湿成分が含まれる石鹸とは？
先ほど、市販で売られている石鹸は9割9分洗浄成分だとお話しました。その石鹸は「機械練り石鹸」と言われ、機械によって短時間で乾燥・冷却し、機械で練られて作られた石鹸です。短時間で作られるので大量生産できるメリットもあります。デリケートゾーンに使うには洗浄力が強すぎてしまいます。
もう一つ、違う種類の石鹸があります。それが「枠練り石鹸」です。
枠練り石鹸とは、石鹸を枠の中に流し込み、長時間かけて乾燥・冷却させて作られる石鹸です。機械練りと何が違うのかと言うと、一つは石鹸の硬さ。長時間かけて作られた石鹸は機械練り石鹸よりも硬く、溶け崩れしにくい石鹸になります。もう一つは保湿成分です。枠練り石鹸は保湿成分をおよそ３～４割含むことができます。という事は、枠練り石鹸に含まれる洗浄成分(石鹸成分)は６～７割で、洗浄成分9割9分の機械練り石鹸よりも洗浄力がマイルドになります。
マイルドな洗浄と油脂の保湿成分で、デリケートゾーンを優しく洗えることができます。
デリケートゾーンの洗い方
デリケートゾーンは、ゴシゴシと洗うものではありません。また、膣内に指を入れて洗うなんてもってのほか。鼻の穴をボディソープでゴシゴシ洗いますか？粘膜が傷ついて大変な事になりますよね。デリケートゾーンも一緒です。表面だけで十分です。よく泡立てた石鹸を滑らせるかのように優しく洗い、すぐに洗い流します。膣内まで洗いたい方は、膣内専用の洗浄剤があるので、そちらを使った方が安心かと思います。
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ちなみに、石鹸でカンジタは治りません。婦人科のお薬が一番効果的です。何度もいいますが、ひどくなる前に速やかに診察してもらった方が良いです。(経験談)
デリケートゾーンの洗い方について調べていると、石鹸で洗わなくてもシャワーのお湯で十分洗い流せるともネットでは書かれていました。確かに自分も出産する前までは軽くお湯で洗ってもなんともならなかったので、それはそれでよいと思います。
でもニオイや菌が気になるという方は、やはりデリケートゾーンをお湯だけでなく石鹸などで洗った方が良いのかなと、私は思います。
デリケートゾーンに使える石鹸【ジャムウ石鹸】
一度は聞いたことがあるかもしれないジャムウ石鹸。ジャムウ石鹸のジャムウとは、インドネシアに古くから伝わるハーブや生薬を表している言葉です。抗菌・消臭・色素沈着・肌荒れなどの様々な効果を持つハーブや生薬を配合した石鹸は、デリケートゾーンだけでなく、身体にも使える石鹸としても有名です。
Googleで「ジャムウ石鹸」と打つと「ジャムウ石鹸 危険」と予測変換が表示されました。 理由は様々だと思いますが、正しく使っていれば危険になることはありません。また、ジャムウ石鹸はなんでも良いというわけではありません。なるべく合成成分が含まれていない石鹸を選ぶのもポイントとなります。
市販ではほとんど見かけないので、ネット、あるいは百貨店などで購入することができと思います。
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価格:2,980円 |
まとめ
市販で売られている石鹸は、ほぼ洗浄成分でできているため、デリケートゾーンを洗えない事はありませんが、不向きです。保湿成分を多く含んだ枠練り石鹸を使うことにより、程よい洗浄と保湿成分でデリケートゾーンを優しく洗ってくれます。ジャムウ石鹸は抗菌・消臭・色素沈着・肌荒れなどの様々な効果を持つハーブや生薬を配合した石鹸なので、デリケートゾーンに悩みを持っている方にお勧めします。デリケートゾーンを洗う時はゴシゴシと洗わず、優しく洗って下さい。また、石鹸がお肌に合わない場合もありますので、そのような時は石鹸の使用を中止して下さい。
