こんにちは、湯子です。
今回は、小林製薬さんから出ている「間宮アロエ軟膏」をレビューしていきたいと思います。こちらの商品は第三類医薬品で、ひび、あかぎれで荒れた手などを修復する効果が期待されます。
様々な保湿成分が配合されていますが、保湿剤として使用できるのでしょうか。また、普段から保湿剤が欠かせない超敏感肌+アトピー肌の主人と、普段から保湿せず、むしろ保湿のベトベト感が苦手な普通肌の私が、使用してみた感想を書いていこうと思います。
間宮アロエ軟膏の特徴
アロエ成分(アロエ末・アロエ葉末)配合の油性タイプの軟膏。アロエの成分が荒れて痛んだ肌トラブルを鎮め、皮膚の治りを早めます。主に「ひび・あかぎれ・切り傷・しもやけ・やけど・ぢ・打身」
アロエには、消炎作用・血行促進作用・保湿作用・創傷治癒促進作用など、いろいろな働きがある事が確認されています。
こちらのアロエ軟膏は、添加物として「オリーブ油」「ワセリン」「ラノリン」「トウモロコシデンプン」「香料」を含み、防腐剤・着色料は含まれていません。
オリーブ油は世界三大オイルの一つで、オレイン酸を多く含む油で、肌に柔軟性や潤いを与えます。ワセリンも保湿が高く、外部の刺激から肌を守ります。今回、初めて聞く「ラノリン」ですが、こちらは羊の毛に付着している分泌成分(羊毛脂:ウールグリース)を生成した原料です。人の表皮脂質に似た成分を多く含み、外部刺激から肌を守ってくれます。
(トウモロコシデンプンは増粘や感触の目的で使用されているのではないでしょうか)
間宮アロエ軟膏は、アロエ成分の他に、沢山の保湿成分が含まれた軟膏になっていますね。
早速、使ってみます!
ちなみに私も主人も、今回初めて購入し、初めて使用します。
中の色はこのような感じになっています。(防腐剤・着色料は入っていません)
開けてニオイを嗅いでみると、私も主人も「うーん」(笑)
普段から無香料の商品ばかり使っているからか、あまり好きなニオイではありません…。主人は「液体のりと似たようなニオイがする」と言っていました。
手に伸ばしてみましたが、ザラザラとした触感がします。アロエ粉末なのか、トウモロコシデンプンなのかは分かりません。とにかくニオイがちょっと…(笑)
保湿剤とはずっと無縁に生きてきた私にとって、この軟膏のベトベト感は苦手です。先程も書きましたが、手に伸ばした時のザラザラ感もあまり好きではありません。ちょっと自分には合わないかなと感じました。
アロエ成分が含まれた全身に使えるクリーム(ヒルドイドクリーム的)なのかな、と思っていましたが、保湿目的として使用するより、パッケージにも書いてあるように「荒れた部分の修復」を目的としている軟膏で、乾燥肌・アトピー肌に使う軟膏とはまた違う軟膏のような気がします。
指先がぱっくり割れている&肌が乾燥している主人に塗ってもらいました。つけてから数時間後、小さい傷は治りかけているとの事。まさかこんなに早く効果が出るとは思わなかったと驚いていました。ただ、湿疹(かゆみ)には効いていないそうです。
幼い時から保湿剤が欠かせなかった主人にとって、この軟膏のベタつきやザラザラ感は全く気にならないそうです。
ただ、主人も軟膏の香りがネックになっているようです。なので、日常的に使用するよりは、夜寝る前だけに軟膏を付けて手袋等で覆い、集中的に治した方が効果が高くなるのではと思います。
まとめ
アロエ成分の他に、様々な保湿剤が含まれているため、日常的に保湿剤として使えるのでは?と思っていましたが、あくまで「荒れた部位の修復」として部分的に使用する事をオススメします。個人差はあると思いますが、少しの傷は、塗らないよりも早く治る可能性が高いです。ただ、アトピー等の湿疹には効果は薄いと思います。(乾燥肌の方には、ヒルドイド軟膏がオススメです)
この軟膏を使うとしたら、ハンドクリームとしてではなく、「寝る前に塗って、集中補修させる」が一番効果的だと思います。その場合は、綺麗なガーゼや手袋等で患部を覆うと、軟膏が患部に留まり、より早く治るのではないでしょうか。
注意書きには、「小児に使用させる場合は、保護者の指導監督のもとに使用」「化粧品ではないので、基礎化粧品等の目的で顔面には使用しないこと」と書かれています。
(子供に使わせず保護者が使用する、美容目的としてではなく、あくまでも医薬品という意味でしょうか)
これを顔に使うにはちょっと勇気がいると思います…(笑)私だったら無理です…。
肌の発達がまだまだ未熟な子供には、小児科から頂くお薬を塗っていた方がより安全だと私は思います。
また、過去に薬や化粧品等でアレルギーが起こってしまった方は、目周りや顔・粘膜への使用はしないように書かれています。
使う場合は注意してご使用下さい。
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