こんにちは、湯子です。
今回は、ヘアオイルを比較してみたいと思います。ヘアオイルとはその名の通り、髪につける油で、髪に潤いを与え、ドライヤーの熱から守り、まとまり感を出したりする役目があります。
比較するオイルの種類は【椿・薔薇・あんず・ゆず】の4点。どのオイルもほぼ無添加で植物性。髪だけでなく地肌にも使用できるオイルです。
それぞれの、油の特徴・使用してみた感想を個人的な意見ではありますが、書かせていだきたいと思います。
では、早速比較していきましょう!
目次
- それぞれのオイルの特徴
- 使用してみた感想
- ヘアオイルが余ったら…
- まとめ
それぞれのオイルの特徴
1、椿油(カメリアオイル)
こちらは黒ばら 純椿油です。
成分はカメリア種子油100%。黒ばら独自の生搾り製法でトランス酸を発生させずに、椿油本来の保湿力と浸透性を生かしたオイルとなっています。
椿油といえば、世界三大オイル(オリーブオイル・ホホバオイル・カメリアオイル)の1つですね。
椿油は日本でも平安時代から髪や食用などに使われていて、古くから馴染みのあるオイルです。
椿油にはオレイン酸が多く含まれており、人間の皮脂にも含まれている成分です。肌や髪の潤いをキープし、蒸発しにくく、さらに酸化しづらい特徴があります。
2、ローズオイル
こちらは、ロゼリア ローズオイルです。椿油と同じく、黒ばらが販売しています。
成分は【コメヌカ油、ダマスクバラ花油、ホホバ種子油、テトラヘキシルデカン酸アスコルビル、イソステアロイル加水分解ケラチン、イソノナン酸イソノニル、香料】
ホホバ種子油以降のカナカナ成分がよく分かりませんね(笑)
テトラヘキシルデカン酸アスコルビルは、ビタミンC導入体で、髪のキューティクルの損傷改善の効果が期待でき、イソステアロイル加水分解ケラチンは、髪に素早く馴染み、高い補修性能をもたらし、髪に潤いとツヤをあたえてくれる成分です。イソノナン酸イソノニルには、エモリエント(保湿)作用があるので、ケラチンとビタミン、ダブルで髪の毛を補修し、さらに保湿する事で、まとまりのある艷やかな髪に導いてくれるオイルです。
ローズオイルとはいえ、コメヌカ油やホホバオイルなども含まれていますね。
紫外線から髪を守るγ(ガンマ)−オリザノールを含むコメヌカオイル、水分蒸発を防ぎ、潤いを守るホホバオイル、香りの女王ダマスクローズから抽出されたローズオイル。ローズの香りにはリラックス効果があり、アロマテラピーとしても人気の高い香りです。
3、あんず油
こちらは柳屋本店から発売されているあんず油です。
成分は、【アンズ核油(99.7%)、トコフェロール(天然ビタミンE、酸化防止剤の役目)、(天然)香料】
あんずの種から抽出される不乾性オイルで、しっかりと髪を保湿・保護します。オレイン酸やミネラルを含み、潤いと艶のあるまとまりの髪に仕上げます。
あんず油のオレイン酸の量は、椿油に比べると少ないですが、その分さらっとした軽い使い心地になるようです。
4、ゆず油
ウテナから発売されているゆず油です。成分は【コメヌカ油、ユズ種子油、グレープフルーツ果皮油、ユズ果皮油、オレンジ果皮油、トコフェロール】
ゆず油も、ローズオイル同様に他のオイルと混合になってますね。
柚子油は、リモノイドというフィトケミカル(植物性の化学物質)が豊富に含まれています。フィトケミカルとは、害虫から身を守るために、辛味や苦味を作り出し、食べられないようにしたりする成分を、植物自身が作り出す事です。
抗酸化作用や抗菌作用が期待でき、髪の保湿はもちろん、頭皮にも良いオイルです。
ウテナのゆず油は、高知県北川村産ゆず種子油を使用しており、ベタつかず、髪の芯までサッと浸透し、広がる髪も毛先までしっとりまとまります。
使用してみた感想
※あくまでも個人の感想なので、ご了承ください。
今回着目してみた部分は…
濡れ髪のようなしっとり感
自然な感じに近いさらさら感
この2点と、私自身使ってみて思った感想を書いていきます。
結論から書かせて頂くと…
しっとり感→椿油、あんず油
さらさら感→ローズオイル、ゆず油
では、個別に説明していきます。
椿油
前回に使用した事があり、オイル1滴で十分しっとりします。逆に、つけすぎると濡れ髪のような仕上がりになりますので、足りないくらいが丁度良いです。結構重めのオイルだと思います。お肌に塗るとしっとりします。
ローズオイル
とても良い香りがして、髪につけた時はとても香って、徐々に徐々に自然な香りになっていきます。椿油よりも軽いサラサラした仕上がりになります。さすが髪の補修成分が含まれているだけあって、まとまり感もあり、ちょっとつけすぎたかな?と思っても、椿油ほど後悔はしません(笑)
初めてオイルを使う方に丁度良いのかなと思います。
あんず油
ローズオイルほど香りは主張してきませんが、優しいあんずの香りがとても自然です。椿油より軽く、ローズオイルより重たい、といった印象です。毛先もまとまって一体感のある髪になります。
ゆず油
使い心地はあんず油とほぼ同じですが、香りはそこまで長くは続きません。オイルを塗った感じも椿油ほど重たくなく、自然な仕上がりになります。毛先のまとまり感はそれほど期待出来ないかもしれません。もしかしたら長く使い込むうちにまとまってくるのかもしれませんね。
ちなみに、6歳の長女のおすすめはローズオイル。香りがとても好きみたいです。確かにローズオイルはさらっとした使い心地で、初めてヘアオイル使う方にも扱いやすいと思います。
私は重すぎず軽すぎない中間のあんず油が好きで、ほのかに香るあんずの香りも自然な感じがしておすすめです。
椿油は髪に使うと重たすぎるような気がしますが、お肌に使うと肌なじみがよくしっとりとするので、髪よりお肌で使用したいですね。
ゆず油は軽めとはいえ、他のオイルと比べると、毛先の広がりはそこまで抑えられている感じはしませんでした。本当にさらっとした使い心地なので、オイルによるベタつきが苦手な方にはおすすめです。
ヘアオイルが余ったら…
ヘアオイルは、開封してから半年くらいで使い切るように勧めています。一回に使う量が1滴〜になるので、1瓶使い切るには結構時間がかかります。他のヘアオイルも使いたいと心変わりする事もあるはずです!(笑)
そんな時に、ヘアオイルを存分に使う方法があります!
オイルパック
ヘアオイルは、シャンプーした後、つまりお風呂上がりに付けるイメージがありますが、シャンプーする前に付ける「オイルパック」もおすすめしています。
ブラッシングした後に、ヘアオイルを髪の毛がしっとりするくらい多めにつけてからシャンプーする方法です。そうする事により、毛穴の汚れを浮かせ、髪の毛に潤いを残します。同時に頭皮マッサージすると血行促進になりイキイキとした髪になりそうですね。
実際にオイルパックしてみたのですが、オイルがたっぷり含んだ髪を予洗いすると、お風呂の床にオイルが付いてぬるつきます。転倒のおそれがあり、ちょっと危ないので、オイルパックしたあとはしっかりお風呂掃除したほうが良さそうです。髪はシャンプーした後でもしっとりとした印象でした。
柘植の櫛
オイルを櫛に染み込ませて使う方法もあります。オイルが染み込んだ櫛を使う事により、髪に艶と潤いを与え、静電気を防ぎます。
こちらは、ダイソーの桃の木くしで作った櫛です。たくさん使うと愛着が湧いてきますよ。
まとめ
今回、植物性のヘアオイル4種類【椿・薔薇・あんず・ゆず】を比較してみました。
個人的には、しっとりしつつもさらっとした使い心地のあんず油がおすすめです。
6歳の娘は、香りが良く、さらっとしているのにまとまりのあるローズオイルが好きみたいです。
もし、ヘアオイルが余ったら、シャンプー前の髪や頭皮に付けて汚れを浮き上がらせ、髪に潤いを与えてからシャンプーしてみたり、オリジナルのオイル漬けの櫛を作ってみても良いかもしれません。
皆さんもヘアオイルを使って、一緒に艶のある綺麗な髪の毛を目指しましょう!
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