石鹸のすゝめ

肌にも環境にも優しい商品をレビューしています。(石鹸以外も使っています)アトピー・敏感肌の主人や4人の子供達の肌を見守る、ズボラママ湯子のブログです。※当ブログはアフィリエイト広告を利用しています。

粉石鹸の溶かし方のコツ・溶け残りに効果的なものをご紹介します!

こんにちは、湯子です。

 

今回は、粉石鹸の溶かし方についてお話します。

粉石鹸は合成洗剤よりも洗剤残りがなく、汚れ落ちも抜群ですが、それは石鹸がきちんと溶けていないと意味がありません。逆に、きちんと溶かさないと、溶け残った石鹸が衣類に付着し、黄ばみやニオイの原因にもなってしまいます。そこで今回は、粉石鹸を長年愛用している私が、粉石鹸の溶かし方のコツを書いていこうと思います。また、溶け残りが心配な方にもおすすめの物もあるので、粉石鹸をこれから使う方や、粉石鹸の溶かし方を知りたい方は、ぜひ読んで頂きたいです。

 

粉石鹸のコツ

①「お湯」を使う

石鹸は、水の温度が高ければ高いほどよく溶けます。逆に、冬の冷たい水だとあまり溶けないため、粉石鹸の溶け残りが多くなります。また、お湯に溶けやすいからと言って、粉石鹸に直接お湯をかけると石鹸同士が急速に溶けて塊になり、その塊を溶かすのに時間がかかります。この場合、冷たい水(常温でも可)を少し入れてからお湯を入れると石鹸同士があまりくっつかずに溶けるのでおすすめです。


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同じ量の粉石鹸を容器に入れ、左はそのまま、右は粉石鹸に水道水を入れて混ぜました。

そこに、お湯をまわしかけてみました。


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【右】
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こちらは水で溶いてからお湯を入れた方です。ダマも無く、綺麗に溶けています。

 

【左】
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石鹸は溶けていますが、ダマが多少残っています。


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ダマを集めてみました。これが洗濯機の中で溶けずに残り、石鹸カスの原因にもなってしまいます。


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無理に溶かそうとすると、分裂して余計に溶けにくくなり時間もかかります。もし、溶かしている最中にダマを見つけた場合、すくってから洗濯した方が良いと思います。

 

②よく泡立たせる

石鹸は泡が命です。泡の量が多ければ多いほど洗浄力がアップします。逆に泡立が悪いと、衣服の汚れに負けている、あるいは粉石鹸が溶け残っている状態が考えられ、洗浄力が低くなってしまい、石鹸が力を十分に発揮できずに終わってしまいます。

 

また、粉石鹸は汚れに対して粉石鹸の量を調節しなければなりません。その場合は、粉石鹸を多めに入れると泡が消えずに汚れも良く落ちるので、調整しながらやってみてください。

泡立て方ですが、洗濯機で撹拌しても良いですし、バケツがある方はバケツで溶かし、泡立て器なのでよく泡立たせてから洗濯機に入れてお洗濯しても構いません。


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我が家はバケツに粉石鹸を入れ、少しお水を入れて粉石鹸同士を離れさせてからお湯を入れて、水道のシャワーヘッドで水を勢いよく出して泡立てています。


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汚い洗濯機でスミマセン…。

粉石鹸の泡で、洗濯物が隠れるくらいがちょうど良い泡立ちだと思います。もこもこの泡が衣類の繊維に入り込み、汚れを浮かせて綺麗に落としてくれます。


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溶かした粉石鹸と衣類を入れてお洗濯していると、泡が少なくなる時があります。そんな時には、こちらの「湯かき棒」があると便利です。最近ではあまり見られなくなりましたが、こちらは追焚き機能がついているお風呂で使うお湯をかき混ぜる棒です。

湯かき棒を使う事で洗濯機の中で対流が起こり、石鹸の泡立ちが戻ってきます。混ぜ方は、上下に押して、引いてを繰り返して下さい。

縦型の洗濯機にしか使えませんし、強い力で混ぜると洗濯機が壊れる可能性があるため、使う場合は力加減に注意して下さい。そもそも、湯かき棒は洗濯機に使う物ではないのですが、我が家では泡立て器の代わりにもなって大活躍しているので…大きな声では言えませんがおすすめです(笑)

 

それでも溶け残りが心配な方は…

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粉石鹸は弱アルカリ性なので、酸性のクエン酸を入れることで中和され、石鹸カスが消えることがあります。クエン酸は洗濯機の柔軟剤入れに大さじ1入れておいてください。

クエン酸を入れる事で、粉石鹸で洗った衣類が柔らかくなり、消臭・除菌効果もあるため、粉石鹸とクエン酸はセットで使ってほしいです!


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それから、洗濯機の注水モードで濯ぐのもおすすめです。注水モードとは、水を足しながら洗濯物を濯ぐモードの事で、溶け残った石鹸が流れていきます。イメージとしては、水道水を常に出しっぱなしにして濯いでる感じですね。次から次に新しい水が注がれるので、粉石鹸に限らず合成洗剤でのお洗濯でも、衣服についた洗剤残りを軽減してくれます。

 

まとめ

粉石鹸はキチンと溶かして使用しないと、逆に溶け残りによる黄ばみやニオイ等といったトラブルがあります。溶け残りを防ぐためにも、まずはお湯を使ってしっかり溶かし、よく泡立てる事が大事です。更に溶け残りが気になる方は、クエン酸を使用して粉石鹸を中和する事で石鹸の溶け残り防止にも繋がり、柔軟剤の代わりにもなるのでおすすめです。

 

コツをつかめば粉石鹸の汚れ落ちのすごさにびっくりすると思います。あれだけ泡立って環境に悪いのでは?と思っている方もいるかと思いますが、石鹸は時間が経つと界面活性作用が失われて水をきれいにする微生物のエサになるので、とても環境に優しいのです!

 

人にも環境にも優しい粉石鹸で、サステナブルな社会を一緒に目指しましょう!

 

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