こんにちは、湯子です。
今回は、粉石鹸で固形石鹸を作ってみたいと思います。火も使わず、危険な薬品も使わずに簡単に作れるので、お子さんと一緒に作ってみて下さい。ちなみに、粉石鹸は無添加の粉石鹸を使用した方が、お肌に優しいですよ。
早速、作っていきましょう!
今回は、シャボン玉石けんの粉石鹸を使用します。シャボン玉石けんのYouTubeでも固形石鹸の作り方を紹介しているので、こちらを参考に作っていきます。
材料
・粉石鹸(無添加) 50g
・精製水 10ml
・好きな型
・アロマオイル(無くても可)
粉石鹸が無い方は、使わなくなった固形石鹸を削ってみても良いかもしれませんね。削る時は、粗めより細かい方がきれいに仕上がります。
作り方
1、粉石鹸を袋に入れ、精製水を入れてよく混ぜ合わせる。
2、粘土状になったら、袋の上から一塊にします。
3、好きな型にラップをしき、石鹸の塊を入れてラップで包み、押し込んで形を整えます。
ちなみに私は、ダイソーのシリコン型で作ってみました。
強く石鹸を押すと、シリコン型が薄いためグニャっと伸びてしまいます。押し固めたら、裏(シリコン型の方)にして、指で押し戻して形を整えると綺麗に仕上がります。
4、ラップを引っ張って型から外し、ラップを取り外して日陰で2、3日乾燥させたら完成。
3日ほど乾燥させました。
市販の石鹸より少し柔らかいですが、手洗い石鹸として十分に使えます。
補足
・粉石鹸を精製水と混ぜて粘土状にする時、泡立てないように注意して下さい。
・アロマオイルは粉石鹸と精製水を混ぜるタイミングで入れて下さい。2、3滴程度で十分だと思います。
・精製水の変わりに手作りの化粧水などを入れると保湿のある石鹸になります。(石鹸は弱アルカリ性なので、クエン酸入りの化粧水を入れると中和されて泡立たなくなる可能性があるので、注意して下さい)
ラップを使わずに型に押し込むと、細い部分が取れなかったり、型に石鹸がくっついて形が崩れてしまう事があるので、ラップを敷くのが無難だと思います。
粉石鹸で作った石鹸は手洗い石鹸として使ったり、アロマ石鹸として芳香剤代わりに飾っておいても良いですね。
お子さんがいるご家庭は、例えばバスボムの中に入っている小さいおもちゃを石鹸の中に入れて固めてると、最後まで使い切ってくれるかもしれませんね!
実際に、石鹸の中におもちゃを入れて子供達にプレゼントして手洗いの習慣がついた国があります。それは南アフリカです。様々な感染症で子供が命を落としていましたが、おもちゃ入りの石鹸のおかげで子供達が手を洗うようになり、感染症は70%も減少したそうですよ。
感染症発生率が70%減少!子どもたちが石鹸を使いたくなる“Hope Soap”プロジェクト | PR EDGE
ご家庭に余っている粉石鹸があったら、ぜひ、固形石鹸作りにチャレンジしてみて下さい!