石鹸のすゝめ

肌にも環境にも優しい商品をレビューしています。(石鹸以外も使っています)アトピー・敏感肌の主人や4人の子供達の肌を見守る、ズボラママ湯子のブログです。※当ブログはアフィリエイト広告を利用しています。

赤ちゃんに石鹸が良い理由と、固形と液体のメリットデメリットを4児ママが解説

こんにちは、石鹸大好き湯子です。


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さて、赤ちゃんのお肌を洗う時、どんな洗浄剤を使おうか迷ってしまいますよね。赤ちゃんには石鹸が良いと聞いたけど、なぜ赤ちゃんには石鹸が良いのか、固形と液体、どちらの石鹸を使えば良いのか、色々調べて考えて迷ってしまうママさんパパさんが多いのではないでしょうか。そこで今回は、今年で石鹸歴7年目であり、4人の我が子を石鹸で洗っている私が、赤ちゃんに石鹸が良い理由と固形石鹸と液体のメリットデメリットを解説さしていきます。体験談もちょいちょい挟んでいますので、参考になれば幸いです。

 

なぜ赤ちゃんには石鹸が良いのか?

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まず、なぜ赤ちゃんには石鹸が良いのか?を解説していきます。現在は、ボディーソープという名の合成洗剤が主流となっています。今の合成洗剤は、生まれたての赤ちゃんでも使える優しい洗浄成分だったり、保湿成分が含まれていたりと、様々なボディーソープが売られています。

合成洗剤の主成分は主に石油を使用しています。特徴としては肌に残りやすい事です。赤ちゃんのお肌はデリケートで、外部の刺激が負担になることがあります。また、新生児の赤ちゃんは家族と一緒に入るまで3ヶ月〜4ヶ月ほどかかりますよね。その間は赤ちゃん用のお風呂で沐浴する形になると思いますが、沐浴後のお風呂のお湯には顔や体を洗い流した洗剤も含まれる事になります。綺麗に体を拭いても洗剤が肌に付いているのは気持ちが良いものではないですよね。新しいお湯に入れ変える手もありますが、産後のママさんにとって、沐浴はちゃちゃっと済ませたい方が多いのではないでしょうか。

産後は悪露が出るし会陰切開した所も痛いしなんなら腰も痛いし何よりものすごく眠い!コロナで実の母親も呼べないし、家事は溜まるし、義母は突然来るしもう何なんだよー!と当時は思ってました(笑)

 

とにかく、赤ちゃんの沐浴は肌に負担を残さず綺麗にする事が大事です。

 

石鹸は皮膚残留が極めて少ない


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石鹸は赤ちゃんの肌に残ることは極めて少ないとされています。合成洗剤は肌に残りやすいとお話しましたが、それは合成洗剤界面活性作用(汚れを落す作用)が持続しているからです。洗濯洗剤を思い出してほしいのですが、衣服を24時間抗菌・消臭!と言われているのは、衣服に洗剤が残っている(洗剤が作用している)からできる事なのです。洗濯洗剤も台所用洗剤も体を洗う洗剤も、濃度は違うかもしれませんが、同じ合成洗剤なので特徴も同じです。

それに対して石鹸は、肌表面の汚れのみを落とし、その後水に流すと界面活性作用を失い、石鹸カスになります。石鹸カスには界面活性作用は無いので、肌への負担も軽くなります。そのまま排水口に流れた石鹸カスは微生物のエサになり自然に還ります。

 

生まれたての赤ちゃんは代謝がよく、汗や皮脂汚れで結構汚れてしまいます。マックの臭いや加齢臭のような臭いの我が子にびっくりしたのは私だけでは無いはず…。ちなみに、マック臭や加齢臭は赤ちゃんの成長とともに消えていくのでご安心下さい。

石鹸には除菌効果もあり、臭いの元となる菌にも効果的です。「石鹸は身体を守る常在菌も洗い流してしまうから洗いすぎは良くない」と考えると方もいるかと思いますが、石鹸で洗い流したとしても常在菌はまた増えます。石鹸で洗った直後の赤ちゃんは無臭ですが、一日経つとまた臭います。それほど赤ちゃんは代謝が良く汚れやすいのです。

とにかく、デリケートな赤ちゃんの肌には何も残さず、汚れもしっかり洗い流してくれる石鹸が、赤ちゃんにとってベストだと私は考えています。

石鹸は赤ちゃんのみならず、ママさんやパパさん、誰にでも使えます。環境にも優しく、SDGsにも取り組めてお肌の負担も軽減されてまさに一石二鳥!(笑)

 

固形石鹸・液体石鹸選ぶならどっち?


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石鹸には、固形と液体があります。固形石鹸は固形なので見れば分かると思いますが、液体の合成洗剤と液体石鹸の見分け方はちょっと難しいですよね。

成分表示に石鹸の原料である「石鹸素地」や「カリ含石鹸素地」と書かれているのは石鹸です。石鹸素地とは、石鹸の原料の事なので、これだけ覚えておけば合成洗剤か液体石鹸の見分けがつきます。

 

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赤ちゃん用の液体石鹸だと、泡で出るタイプが多いかと思います。

固形と液体、それぞれのメリットとデメリットをあげるとしたら…

 

固形のメリット

・汚れ落ちが良い

コスパが良い

・液体より長く使える

・ストックしてもかさばらない

 

固形のデメリット

・洗い上がり乾燥気味に

・水による溶け崩れ

・泡立てる手間がある

 

液体(泡)のメリット

・泡立てる手間がない

・素早く洗える

・とにかく楽(笑)

 

液体(泡)のデメリット

・洗浄力に物足りなさを感じる

コスパが悪い

・すぐに無くなる

 

固形石鹸は泡立たせる手間はかかりますがその分しっかりと汚れを落としてくれるので、個人的には固形がおすすめです。ちなみに長女の産院でも、固形石鹸を勧められました。

固形石鹸を泡立たせる方法は、洗顔ネットで泡立てる、あるいは100均等にある「ほいっぷるん」を使うと、クリーミーな泡ができるのでおすすめです。ゴシゴシ洗うのではなく、優しい泡で滑らせるようにお肌を洗いましょう。

液体石鹸は泡がちょっと弱め(緩め)なので洗浄力も少し低めです。洗い過ぎを防ぎ、肌に潤いも残りますが一緒に汚れも残る可能性があります。とはいえ泡立てなくて良いため、ぐんと沐浴のハードルが下がると思います。石鹸を泡立たせるその一手間が意外と面倒なんですよね(笑)

ちなみに、夏に比べて冬はお肌がとても乾燥しやすい時期なので、洗浄力の強い固形石鹸で洗うとよりお肌が乾燥しがちになります。そのような場合は固形石鹸よりも液体石鹸の方が良いかもしれません。

 

また、石鹸はなるべく防腐剤等の添加物が含まれていない無添加の石鹸を選ぶのがベストです。

 

まとめ

赤ちゃんに石鹸か勧められている理由は、合成洗剤よりも皮膚への負担が少ない事が挙げられます。デリケートな赤ちゃんの肌を優しく、そしてしっかりと洗い流す石鹸は、まさに理想の洗浄剤です。石鹸には、泡立てる手間はかかりますが洗浄力の高い固形石鹸、洗浄力は固形石鹸より優しめですがワンプッシュで泡が出てきて利便性の高い液体石鹸があり、それぞれにメリットとデメリットがあるので、それらを踏まえた上でご自身に合った石鹸をお選び下さい。

 

最後まで読んでいただき、誠にありがとうございます。

 

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