こんにちは、石鹸大好き湯子です。
身体を洗うのはボディーソープ(合成洗剤)が主流となっていますが、最近では古き良き石鹸が再ブームとなっています。
ボディーソープは家では作れませんが、石鹸はご家庭でも作れます。一度挑戦したことがある人もいるのではないでしょうか。
石鹸は油脂と苛性ソーダを混ぜ合わせて作るのですが、苛性ソーダ(強アルカリ剤)は劇物にあたり、取り扱いには注意が必要です。小さいお子さんがいる家庭では中々作りづらいですよね、私もそうです。
そこで、今回は苛性ソーダを使わずに、市販の石鹸を使い、オリジナルの石鹸を作っていこうと思います!お子さんと一緒に作ってみて下さい。
石鹸の製法は主に2つ
【機械練り石鹸と枠練り石鹸】
市販で売られている石鹸は、ほとんどが機械練り石鹸といって、石鹸素地(石鹸の原料)が98%以上です。残りの約2%に添加物が含まれています。ちなみに無添加の石鹸は石鹸素地100%です。市販の石鹸は、ほぼ洗浄成分でできています。
一方、枠練り石鹸は石鹸素地が60%~70%以上で、残りの約30~40%に添加物や油脂の副産物(保湿成分や有効成分)が含まれています。
今回は市販の機械練り石鹸に、保湿成分を加えて、枠練り石鹸にしてみたいと思います。
また、保湿成分を加えなくても、小さくなった石鹸を集めて一つの石鹸にする方法でもあるので、ご参考になさって下さい。
【用意するもの】
・無添加の石鹸
・石鹸を削るもの
・ポリ袋(湯煎してもOKなもの)
・石鹸の固める型
・油(今回はオリーブオイルを使用)石鹸の約20%分
今回使った石鹸はこちらの石鹸を200g
【マックス 無添加せっけん】
下ろし金はダイソーで購入したチーズを削る物です。(チーズグレーター)
型はシリコンを使用しました。
早速作っていきましょう!!
チーズグレーターを使用し、石鹸を削ります。手を切らないように気をつけて下さい。削り終わったらポリ袋に入れます。
オリーブオイルを石鹸の重さの20%分いれます。(お皿の重さは除いています)
200gの20%は40gなので、40gにします。本当は枠練り石鹸同様30%~40%にしたいのですが、失敗しそうな気がするので、少なめの20%で今回は作ります。
重さや質量が違うとか色々ありますが、そこは気にしないで下さい。(笑)
オリーブオイルを石鹸が入ったポリ袋に入れ、石鹸と馴染ませ、さらに水を50ccポリ袋に入れてからお湯で湯煎します。
湯煎しながら石鹸を揉み込みます。やけどと、石鹸が泡立たないように注意してください。
水50ccで足りなかったかなと思い、後からまた50cc足したら泡立ってしまいました。足さなきゃよかった(泣)とりあえずそのまま続行します。
石鹸を型に入れていきます。オリーブオイルの良い香りがします。
石鹸は温かいと柔らかく、冷めると固くなってきますので、早めに入れます。
そらから水分が抜けるまで、とにかく放置!(1ヶ月くらい)
湯煎から出したら一度パン生地みたいに練った方が良かったかな。次回作る時に試してみたいと思います。
今回はここまでです。また追記していきます。
【次の日】
型から外してみました。
内側はまだ湿った感じがします。
所々、隙間があります。もっとギュッと押し込んだ方が良さそうです。
オリーブオイルの良い香りは消えました。
【追記 10日後】
石鹸が堅くなっています。指で強めに押しても壊れませんが、強く押しすぎると凹みます。
【追記 20日後】
結構カチカチになってます。
気のせいかも知れませんが、またオリーブのの香りがしてきました。
1つ切ってみたいと思います。
ボロっと崩れてしまいました。
中まで乾燥しているように見えます。そして石鹸一つ一つの塊が荒い(笑)
中に空気(隙間)があると崩れやすいです。
試しにこの石鹸で手を洗いましたが、さっぱりとした使い心地です。手洗い用石鹸として使いたいと思います。
ちょっと自分が納得のいく仕上がりではないので、また挑戦してみたいと思います。
ここで思ったのが、粉石鹸を使えばより溶けて固い石鹸が出来そうだなと思いました。
それから後から知ったのですが、食品(オリーブオイル)を化粧品に使わないほうが良いらしいです。不純物が肌への刺激につながる可能性があり、あまりオススメできないらしいです。次作る時は気をつけます。
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