石鹸のすゝめ

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ダイソーマルセイユ石鹸に新作!おすすめはどれ?

こんにちは、石鹸大好き湯子です。

今回は、ダイソーで販売されているマルセイユ石鹸についてお話していきます。

 

マルセイユ石鹸といえば、フランスで作られる伝統的な石鹸で、普通に購入すると500円〜1000円以上する物もあります。それがダイソーで100円で購入できるのは凄い事で、発売当初は品薄あるいは売り切れて中々購入出来ませんでした。


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そして、ダイソーマルセイユ石鹸から新作が発売されました。とても可愛らしい色の石鹸ですね。

 

今回は、新作のマルセイユ石鹸を詳しく解説していきたいと思います。また、この中で個人的におすすめの石鹸もご紹介します。

 

前作のおさらい

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前作は、オリーブ・ハニー・ジャスミン・ローズの4種類のみの販売でした。

ハニーだから保湿成分としてはちみつの成分が入っているのかなと思ったら香料で、ジャスミン、ローズも同様でした。

オリーブは石鹸の原料としてオリーブ油を使用していて、成分もシンプルでした。ただ、香料が含まれていないので、石鹸そのものの独特なニオイがして、良い香りがするローズやジャスミンと比べると、手に取る方は少なかったのかなと思います。

 

個人的には、マルセイユ石鹸無添加であり、天然成分100%だと思っていました。なので、ダイソーマルセイユ石鹸を見ると、確かにフランスで作られた石鹸ではありますが、防腐剤などが含まれているため、マルセイユ石鹸というよりは、フランス製の石鹸という印象でした。


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ダイソーマルセイユ石鹸を作っている「サボネリー・ドゥ・ミディ社」では、私が思うマルセイユ石鹸(石鹸成分100%)も作っていて、アロマ石鹸も作っています。ダイソーマルセイユ石鹸は、このアロマ石鹸に近いと思われます。

なので、ダイソーマルセイユ石鹸は、敏感肌やアトピー肌の方が使うというより、「香りを楽しむアロマ石鹸」として使用した方が良さそうです。

 

では、新作の石鹸の成分を見ていきます!

 

2021年ダイソーマルセイユ石鹸新作4種類

 

1,ハニーサックルf:id:yukoss:20210930091054j:image

ハニーサックルは日本では「スイカズラ」とも呼ばれる植物で、その甘いフローラルな香りは心を穏やかにする効果があると言われています。確かに石鹸も甘くフローラルな香りがしますが、そこまで甘ったるい感じはせず、丁度いい香りです。

 

成分 ※基本的に成分表は、成分の多い順番に並べられています。

・パーム脂肪酸Na(石鹸の原料)

・パーム核脂肪酸Na(石鹸の原料)

・水

・香料

・パーム核脂肪酸(保湿成分)

グリセリン(保湿成分)

・塩化Na(塩析法:塩を使用し不純物を除く)

・EDTA-4Na(酸化・変色防止剤)

・エチドロン酸4Na(石鹸の沈殿を防ぎ、気泡を維持する役目)

 

パッケージに、保湿成分としてパーム油(成分表示で言うパーム核脂肪酸)とグリセリンがありますが、それよりも香料が多いですね。EDTA-4Naとエチドロン酸4Naは前作のマルセイユ石鹸でも含まれていました。この成分は市販の石鹸にも良く使われています。

 

2,グレープフルーツf:id:yukoss:20210930091111j:image

個人的には、グレープフルーツの香り、というよりお風呂の入浴剤のような香りがします。←

 

成分

・パーム脂肪酸Na(石鹸の原料)

・パーム核脂肪酸Na(石鹸の原料)

・水

・香料

・パーム核脂肪酸(保湿成分)

グリセリン(保湿成分)

・塩化Na(塩析法:塩を使用し不純物を除く)

・EDTA-4Na(酸化・変色防止剤)

・エチドロン酸4Na(石鹸の沈殿を防ぎ、気泡を維持する役目)

・黄4

・赤226

 

成分はハニーサックルとほとんど変わりませんが、グレープフルーツには着色料が含まれています。とはいえ、成分表示の下の方なので、あまり気にすることは無いと思います。少し変色(日焼け?)が見られます。

 

3,スィートアーモンドf:id:yukoss:20210930091134j:image

成分

・パーム脂肪酸Na(石鹸の原料)

・パーム核脂肪酸Na(石鹸の原料)

・水

・香料

・アーモンド油

・パーム核脂肪酸(保湿成分)

グリセリン(保湿成分)

・塩化Na(塩析法:塩を使用し不純物を除く)

・酸化鉄(鉱物系のミネラル無機顔料)

・EDTA-4Na(酸化・変色防止剤)

・エチドロン酸4Na(石鹸の沈殿を防ぎ、気泡を維持する役目)

 

保湿成分とは別に、アーモンド油が含まれていますね。スウィートアーモンド油は保湿力が高く、低刺激でお肌に優しいと言われています。香りもそこまで強くない気がしますし(そもそもアーモンドの香りがよく分からない…)、アーモンド油の記載も上の方なので、保湿が期待できそうです。

 

4,ラベンダー

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新作の中でははっきりとした香りです。一番人気な予感がします。

 

成分

・パーム脂肪酸Na(石鹸の原料)

・パーム核脂肪酸Na(石鹸の原料)

・水

・パーム核脂肪酸(保湿成分)

・ヒマシ油

グリセリン(保湿成分)

・塩化Na(塩析法:塩を使用し不純物を除く)

・ラパンデゥラハイブリダ油

・グンジョウ(無機顔料)

・EDTA-4Na(酸化・変色防止剤)

・エチドロン酸4Na(石鹸の沈殿を防ぎ、気泡を維持する役目)

・ラベンダー油

・赤226

 

ヒマシ油やラパンデゥラハイブリダ油、ラベンダー油が含まれていて、一番保湿性の高い石鹸のように感じます。

ヒマシ油は粘度が高くトロっとした質感になり、さらに保湿力が高く、石鹸以外にもリップクリームや口紅にも使われています。

ラパンデゥラハイブリダとは、ラベンダーの雑種らしいです。

グンジョウという青い顔料と、赤い着色料で、石鹸を紫色にしているのかと思います。

そして、なんとこちらの石鹸には香料が含まれていません。香料がなくこの香りはすごいです。

 

おすすめのマルセイユ石鹸は?

個人的には、スィートアーモンドとラベンダーがおすすめです。

ラベンダーに関しては、他の石鹸よりも保湿成分である美容オイルがたくさん含まれていて、香料ではなくラベンダー本来の香りがとても良く薫る石鹸です。

スィートアーモンドの方も、肌に優しいアーモンドオイルが含まれていて、保湿性の高い石鹸だと思います。

 

前作のマルセイユ石鹸には、天然に存在しない添加物の「安息香酸Na」が含まれていましたが、新作のマルセイユ石鹸には含まれていません。防腐剤等が含まれてはいるものの、市販の石鹸にも使用されている成分ですし、成分表示の後方にあるので、先程も書きましたがそこまで気にしなくても良いと思います。

 

まとめ

今回、ダイソーマルセイユ石鹸に新作が4種類出ました。個人的にはマルセイユ石鹸アトピーや敏感肌にも使える無添加石鹸をイメージするのですが、ダイソーマルセイユ石鹸は香りを楽しむアロマ石鹸という印象です。前作に比べると成分はシンプルになり、保湿成分とは別にオイルが含まれている石鹸もあります。おすすめはそのオイルが含まれているスィートアーモンドとラベンダーで、ラベンダーに関しては香料が含まれていていないので、本来のラベンダーの香りを楽しむ事ができます。これが100円で購入できるのには驚きです。

 

あくまでも個人的な見解ではありますが、ダイソーマルセイユ石鹸をご購入の際は、ご参考になさって下さい。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

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