こんにちは、湯子です。
今回は、マツキヨブランドの「ベビーローション」と「ベビーオイル」をレビューしていきます。
赤ちゃん用のローションやオイルは、今や様々なメーカーから発売されていて、我が家でもたくさん使用してきました。我が家には子供が4人いるので、ポンプ式のローションが活躍していますが、有名なメーカーだと中々良いお値段しますし、子供のお肌は保湿が大事なので、たっぷり使うとあっという間に無くなってしまいます。お肌にもお財布にも優しい保湿剤はないかなと思い、見つけたのがマツキヨのローションとオイルです。
こちらの商品は0才(生後一か月)から使え、無香料・無着色・パラベンフリー・アルコールフリーになっています。また、7種の植物性保湿成分を配合し、高保湿となっています。たっぷりポンプ式で2つ合わせて1000円弱で購入できました。
それでは、成分はどのようになっているのか?使いこごちはどうなのかを、調べてレビューしていきたいと思います。
成分表示をチェック!
まずは、ローションの方から調べてみたいと思います。
配合成分
水、グリセリン、ミネラルオイル、BG、スクワラン、ベタイン、ワセリン、ジメチコン、セラミドNG、オリーブ果実油、カミツレ花エキス、センチフォリアバラ花エキス、ラベンダー花エキス、シア脂、カルボマー、ステアレス‐6、EDTA‐4Na、水酸化Na、フェノキシエタノール、安息香酸Na
太文字…7種の植物性保湿成分
基本的に、成分が多い順に表記されています。
詳しく調べてみました!
・グリセリン(保湿成分)
グリセリンは動植物の油脂にも含まれる保湿成分ですが、7種の植物性保湿成分にこのグリセリンが含まれていないため、コストの事を考えると、石油糸から作られたグリセリンだと思います。
ミネラルオイルやワセリンは、肌に浸透はせず、表面にとどどまり肌の水分の蒸発を防いでくれます。
・BG(保湿、防腐効果)
BGは皮膚の水分の蒸発を防ぎ、水分を維持します。また、抗菌や防腐剤の効果もあり、肌への刺激は弱いため、赤ちゃん用のスキンケア等に用いられています。
・スクワラン(保湿成分)
皮脂にも含まれているスクワランは、肌馴染みがよく、高い浸透性があります。
・ベタイン(保湿成分)
吸湿性と保湿性が高く浸透性に優れるため、肌に弾力と潤いを与えます。
・ワセリン(保湿成分)
ミネラルオイル同様、肌の表面に膜を張り、水分の蒸発を防ぎます。
・ジメチコン(皮膜作用)
ジメチコンは撥水性が高く、肌にバリアを作ります。
・セラミドNG
皮膚のバリア機能を助けるとともに、水分保持機能を持続させます。
・オリーブ果実油
オリーブオイルの主成分であるオレイン酸は、皮脂にも含まれているため肌馴染みが良く、お肌に潤いを与えます。
・カミツレ花エキス
カミツレ花エキスには、消炎作用や抗菌作用、血行促進作用があり、皮膚の炎症を抑えたり、代謝を促進してくれる作用があります。
・センチフォリアバラ花エキス
花びらが100枚あるといわれるバラ(センティフォリア)から採れたエキスで、抗炎症作用・保湿作用・抗酸化作用・美白作用などがあります。
・ラベンダー花エキス
ラベンダー花エキスには、抗菌作用・消炎作用があり、肌荒れ予防につながります。
・シア脂
シアバターは保湿の大様とも呼ばれている程保湿力が高く、酸化にも強い脂です。
・カルボマー
増粘剤。
・ステアレス−6
乳化剤。
・EDTA‐4Na
キレート作用。
・水酸化Na
pH調整剤。
・フェノキシエタノール
防腐剤。
防腐剤、保存料。
ざっと調べたら、こんな感じでした。
各々の成分を調べていると、危険だと言われている成分もありましたが、基本的にカルボマーから下の成分(添加物)以外は、安全性が高く、肌への刺激は少ないとされているみたいです。
添加物も成分表示の下の方に書かれているので、全体的に見て安全性は高いのかなと思います。
7種の植物性保湿成分の他にも、様々な保湿成分が多く含まれているのが分かります。
使用してみた感想
かなり伸びがよく、肌にスゥーっと馴染む感じがあります。水のような滑らかなローションで、高保湿と書かれてはいますが、普段もっとベタベタする保湿クリームを塗っているせいか、とても軽く感じます。
子供に使用てみた感想は、とにかく伸びが良いのですぐに全体に塗れますが、他のベビーローションと比べるとサラサラとした使い心地なので、敏感肌やアトピー肌のお子様には保湿力は足りないかなと思います。
ちょっと気になる点が、塗り終えた手に残るローションが、ベタベタというよりメタメタな感じがして、薄い界面活性剤を手に塗ったような感覚なのが気になりました。それから
無香料とはいえ、若干原材料の臭いはします。
次に、ベビーオイルを調べてみます。
配合成分
ミネラルオイル、スクワラン、シア脂、セラミドNG、カミツレ花エキス、センチフォリアバラ花エキス、ラベンダー花エキス、オリーブ果実油、BG、水、酢酸トコフェロール
ローションにも含まれていたBGですが、BGは植物エキスを抽出し溶媒する目的で使用されている事もあります。
酢酸トコフェロールはビタミンEの事で、抗酸化作用・肌荒れを防止する成分となっています。
使用してみた感想
こちらもローション同様、肌馴染み・伸びがとても良いです。サラッとしたオイルですが、潤いもあり、薄い膜で肌がバリアしているかのような感覚です。水っぽくシャバシャバしているので、ポンプを押すと勢い良く出てきて手から外れてしまう事もあります。
ローションを塗ってからオイルを塗ると、より保湿感はアップされますが、やはり全体的にサラッとした感じになります。とはいえ、ローションのような変なベタつきもなく、オイルは無臭です。成分を見ても、ベビーオイルの方が安心して使えそうです。
まとめ
マツキヨブランドから発売されている0才から使えるベビーローションとベビーオイル。7種類の植物性保湿成分の他にも、様々な保湿成分が配合されています。使い心地はローションもオイルも伸びが良く、浸透性があります。サラッとした感じなので、お肌もベタつきが少なく、自然な仕上がりになります。高保湿とはいえ、敏感肌やアトピー肌の方には物足りない保湿力だと思います。
個人的には、オイルの方がお気に入りです。手作りの化粧水を顔に塗ってから、こちらのオイルを塗ると、乳液を塗るよりベタベタ感が無く、しっとりして良いかもしれません。
以上、マツキヨのベビーローション&ベビーオイルのレビューでした。最後まで読んで頂き、ありがとうございました。