こんにちは、湯子です。
世の中にはアトピー対策として様々な方法がありますが、優先すべきは保湿し肌を安定させ、それから食事改善やカビやホコリの除去をしましょう、という記事を先日書かせて頂きました。
しかし、中にはこんな事を思う人はいませんか？
「保湿剤を塗るから肌が弱くなる」
確かに、保湿剤を塗らなくても肌が健康な方はたくさんいます。昔なんて保湿剤すら無かったのに肌は頑丈だった！というご年配の方もいらっしゃると思います。アトピーを知らない方だと、そう思ってしまうこともあるかもしれませんね。
実際、脱保湿剤を成功させてアトピーを克服した方も中にはいると思います。しかし、私が思うにそれは荒療治だと思いますし、子供にするのは気が引けます。痒みを長期間我慢する事は決して楽な事ではないですし、大人がやるにもかなりの根性が必要だと思います。
と、いう事で今回は、普段保湿剤を全く塗らない私が、保湿剤を使ったら肌はどうなるのかを調べてみたいと思います。保湿剤を継続して塗ることにより、本当に肌が弱くなるというなら、私の肌も痒くなったり症状が出るです。そしたら、肌が弱くなる原因は保湿剤にあると言っても良いでしょう。
現在子供達は、病院から処方されている「ヘパリン類似物質油性クリーム」を使用しています。保湿剤といえばこれが最強だと思います。
今回は、同じ成分が配合されている市販のヘパリン類似物質クリームを使用していきます。病院のクリームが切れた時に子供達に使っているクリームです。こちらを１週間、お風呂上がりの顔・身体に塗っていきたいと思いまーす！！
塗ってみた感想
塗ってから３日経ちました。ヒルメナイドを体と顔に塗ってみた感想は、体の方は思ったよりベタベタは気にならないですが、顔は厚く塗りすぎるとベタベタというよりヌメヌメして気持ち悪いです。子供達に塗っている感覚で自分にも塗りましたが、これは子供が嫌がる理由が分かります(笑)
汗をかくと肌の上に水が乗ってる感覚で、これまた違和感…。保湿剤は惜しまなくたっぷりと、と言われてきましたが、塗り過ぎも良くない事が分かりました。
過去に、青い缶の某クリームを顔に使った時は痒くなりましたが、ヒルメナイドクリームは痒くなりませんでした。しかし、お肌がつっぱっている状態の肌に塗ると少しかゆみが出ます。一度、化粧水等の水分を入れてからクリームを塗った方が良さそうです。
次の日の肌はベタつきは少なくなり、しっとりさらさらという感じです。塗らない時より、塗った方が肌の感じは潤っていて良いです。
ヒルメナイドにはローションタイプもあり、こちらの方がクリームより伸びが良くさらさらとして、浸透力がある気がします。しかし、お肌がつっぱっている時に塗っても一度では補えず、痒くはなりませんが、時間が経つと肌が乾燥してきます。こちらもクリーム同様、化粧水→ローションだとより保湿できると思います。
自分に塗った感覚が子供達にも言えるなら、ちょっと塗り方を改善した方が良いかもしれませんね。とにかく保湿！クリームタイプは高保湿だから、四季関係なくクリームタイプが１番！と思っていましたが、場合によっては塗ると少し痒くなったり違和感がある事が分かりました。ローションタイプも一度塗っただけではちょっと物足りないと思ったので、まず化粧水である程度肌を保湿してから、ローションを導入するとより保湿できると思います。
結果発表！
１週間、塗り続けてみた結果…
変化なし！
変化があったのは、0歳の次男に掴まれてできた痣が増えただけ(笑)子供のつねたり掴む力は凄まじく痛いですよね…。
まぁ、１週間という短い期間なので何もなかったのかもしれませんが、お肌は特に何も変わりませんでした。
塗り続けて「肌が常に痒い」「湿疹が出た」「ニキビが増えた」「逆に肌が乾燥してきた」という事はありませんでした。むしろ塗るとよりしっとり潤う肌になります。
なので、「保湿剤を塗ると肌が弱くなる」という可能性は低いと思います。もちろん個人差はあると思いますが、保湿剤は肌を乾燥から守ってくれる大切な物なので、敏感肌やアトピーの方は出来れば毎日塗りたいですね。
まとめ
アトピー対策として欠かせない保湿剤ですが、中には「保湿剤を塗るから肌が弱くなるのでは？」と思う方もいると思います。今回、保湿剤を使わない私が１週間保湿剤を塗り続けてみましたが、肌は弱くなるどころか、よりしっとり潤いのある肌になりました。しかし、厚く塗りすぎると汗が肌の上に乗っているような違和感や痒みがあるので、肌への塗り方や、クリームタイプとローションタイプの使い分けた方が良いかもしれません。
今回、私自身塗ってみてとても勉強になりました。それから、心がスッキリしたと言いますか、なんというか…。
やはりね、アトピーを理解してくれない方というのは少数いらっしゃると思います。それが身近な人だったりすると、とてもショックですよね。
アトピーと長く向き合うと疑心暗鬼になってしまう部分がありますが、それでも自分を信じて頑張っていこうと思います。
最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
