こんにちは、湯子です。
世界を脅かすウィルスの存在で、今や家に帰ったら手洗い・うがいが当たり前になりましたね。手を洗う回数が増え、手荒れに悩む方も中にはいらっしゃると思います。今では様々な手洗い石鹸(ハンドソープ)が売られていますが、石鹸が好きな私が教える、手洗い石鹸の選び方の注意点やおすすめの石鹸をお伝えします。我が家には敏感肌の主人や幼い子供達がいるので、手肌に優しい石鹸のみ紹介します。
石鹸選びの注意点
1、合成洗剤は避ける
実は、市販で売られている殆どの商品が「合成洗剤」です。合成洗剤とは、石油を原料に化学合成して作られている、言わば人間が作り出した洗浄剤。汚れ落ちは抜群ですが、同時に手肌の油分ももっていかれて手が乾燥する事もあります。一日に何度も手を洗うと、その分肌にも負担がかかります。手が乾燥すると、そこからバイ菌やアレルギー菌が入り込み、手荒れや湿疹の原因に繋がります。また、防腐剤などの添加物も含まれているため、敏感肌の方にはおすすめできません。
2、香料を含む洗剤は避ける
合成洗剤のほとんどには「香料」が含まれていますが、手に香りがつくのは避けた方が良いと思います。例えば、食事の時、手にハンドソープの香料の香りが残っていたとすると、美味しそうなお料理の香りと混ざり、台無しになりませんか?
食べ物関連で言うと、「小学校の給食袋」も同じですね。給食袋は各家庭で洗うため、柔軟剤がキツイと給食の美味しい香りが消されてしまいます。また、キツイ香料で、めまいや吐き気など、体調不良になるケースも考えられます。(「香害」とも言います。)
選ぶなら、石鹸1択!
まず、「石鹸」と「合成洗剤」を一緒だと思っていませんか?石鹸と合成洗剤は、汚れをを落とす作用、いわゆる界面活性剤ではありますが、原料も違えば、作り方も違います。
石鹸の原料はパーム油やココナッツ油などの植物油や、牛脂などの動物油を、苛性ソーダ(水酸化ナトリウム)と反応させて作られています。大昔、羊を焼いた油と灰(アルカリ性)が混ざり反応し、石鹸が誕生したとも言われています。
石鹸には除菌効果があり、手の表面の汚れのみを洗い流してくれるため、手には程よく油分が残っているので、乾燥しすぎる事はありません。
石鹸の特長は、泡切れが良く、さっぱり、それでいてしっとり。
かれこれ固形石鹸で食器を洗うようになり、6年になりますが、合成洗剤を使っていた時よりも肌はかなり潤っています。ゴム手袋を付けなくても全然洗えます。娘が手足口病になり、それが私に感染した時だけゴム手袋しました(笑)結局痛くて意味無かったですが…。
石鹸の選び方
石鹸と聞くと、皆さん「固形石鹸」を思うのではないでしょうか?石鹸には、液体もあります!
こちらが液体石鹸のハンドソープ。合成洗剤とどのように見分けるかと言うと…
成分に、「水、カリ石ケン素地」と書かれています。石ケン素地とは、石鹸の原料の事です。一般的に石鹸は水酸化ナトリウムで反応させて作りますが、液体石鹸は水酸化カリウムで反応させているため、「カリ石ケン素地」と書かれています。
成分表に、「カリ石ケン素地」「石鹸素地」と書かれていれば石鹸です。他には「○○酸Na、☓☓酸Na、△△酸Na、水」というように、石鹸素地を細かく表記している事もあります。
石鹸の選び方は、シンプルイズベスト。余計な成分が含まれていない、原材料のみの石鹸がおすすめです。また、手洗い石鹸には、殺菌・消毒成分などが添加されている石鹸もありますが、石鹸自体に十分除菌作用があるので、気にしないで普通の石鹸で良いと私は思います。
おすすめ手洗い石鹸(固形3選・液体2選)
固形と液体、それぞれのおすすめの手洗い石鹸をご紹介します。
固形石鹸
石鹸は泡が命です。固形石鹸はお湯じゃないと泡立ちが悪いので、ネットを使用し泡立てる必要があります。持ち運びも出来なくはないけどしたくない…ですよね。とはいえ、洗浄剤の塊なので、洗浄力も液体石鹸より期待でき、長持ちします。固形石鹸は手洗いのみならず、顔や体、髪も洗えるマルチな洗浄剤です。1つ持っていれば全身洗えるので、省スペースにもなりますし、お金も節約できます。
無添加石鹸一例
・シャボン玉石ケン浴用
・カウブランド無添加せっけん
・ミヨシ白い無添加せっけん
・マックス無添加せっけん
・畑惣商店坊っちゃん石鹸
・アレッポ石鹸
などなど…
無添加と書かれていても、一部無添加の石鹸もあるので、成分表示を確認し、出来れば無香料・無着色が良いと思います。
(無香料・無着色→無印良品バスソープ、ダイソー無添加せっけんなど)
特におすすめはこの3点です。
カウブランド 無添加せっけん
カウブランドの無添加せっけんは、無添加石鹸の中でも石鹸特有の原料臭が抑えられているので、臭いが気になりません。お値段もリーズナブルで、市販でも良く見かける石鹸だと思います。
坊っちゃん石鹸
こちらの石鹸の特徴は、溶けにくさにあります。ゆっくり乾燥させて作られているため、石鹸自体が硬く、溶け崩れしにくい石鹸になります。
アレッポの石鹸
紹介した石鹸の中で唯一植物油脂(オリーブ油・ローレル油)のみ使用した石鹸で、泡立ちは他の固形石鹸と比べると多少悪いですが、固形石鹸の中ではマイルドな洗い上がりで、しっとり感があります。こちらも溶け崩れにくい石鹸です。
液体石鹸
液体石鹸は、お値段は高めで、固形石鹸より持ちは悪いですが、利便性が良く、携帯して持ち運ぶ事も出来ます。泡で出る液体石鹸は洗浄力が一定ですし、水の温度に左右されることもありません。1プッシュで適量の泡が出るので、小さなお子様でも楽しく手を洗うことができます。
シャボン玉ケン バブルガード
シャボン玉石ケンから発売されている液体の石鹸です。大容量から携帯用もあり、最近は全身用のバブルガードも発売されています。バブルガードは他の液体石鹸と比べると、潤いも残りますがさっぱりとした印象が強いです。
ミヨシ石鹸 泡のハンドソープ
ミヨシ石鹸もシャボン玉石ケン同様、大手石鹸メーカーで、洗濯石鹸の「そよ風」など、様々な石鹸を製造、販売しています。
ミヨシのハンドソープは、泡のきめが細かくふんわりとしていて、洗い流しても手の潤いはきちんと残っているのでおすすめです。デザインもシンプルなので場所を選びません。
まとめ
世界を脅かしているウィルスにより、うがい手洗いが当たり前になっていますが、手を洗う回数が増え、手荒れに悩む方が多くいらっしゃると思います。私が考えるに、まずは成分表示を見て、合成洗剤ではなく石鹸成分のハンドソープを購入することをおすすめします。また、香料や添加物を含む商品も避けた方が良いでしょう。石鹸は合成洗剤と比べると成分はシンプルで、菌を取り除く除菌効果があり、手肌にも優しいです。石鹸には固形と液体があり、固形は洗浄力が高くお値段はリーズナブル、液体は利便性が良く持ち運びも便利です。ご自身のライフスタイルに合わせてお選び下さい。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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