こんにちは、湯子です。
皆さんゼリー石鹸はご存知ですか?粉石鹸をお湯で溶かして放置すると、ぷるぷるとしたゼリー状の石鹸が出来上がります。ゼリー石鹸の他にも、プリン石鹸とも呼ばれていますね。
前回、ゼリー石鹸でガスコンロの掃除をしましたが、汚れは落ちるには落ちましたが、完全ではなかったため、より強力なゼリー石鹸を作るため、今回はゼリー石鹸にオキシクリーンも入れて作ってみたいと思います。
ちなみに、粉石鹸は弱アルカリ性で、オキシクリーン(酸素系漂白剤)は強アルカリ性です。我が家では粉石鹸でお洗濯する場合、より石鹸の泡立ちを良くするためにオキシクリーンを使っています。泡立が良くなる=汚れが落ちるので、相性は抜群だと思います。
今回使うオキシクリーンは、合成洗剤が含まれていない物を使います。成分表示を見ると、含まれている商品もあるので、使う際は気をつけて下さい。
さて、ゼリー石鹸の一般的な作り方は、粉石鹸50gに対してぬるま湯500ml。それを溶かして3時間放置してゼリー石鹸は出来上がります。
粉石鹸と一緒に、オキシクリーンを小さじ1(5g)入れて、ぬるま湯で溶かしていきます。
オキシクリーンは、40℃から60℃で溶かすと、より効果が発揮します。冷水だと溶け残ってしまい効果が発揮できない場合があり、逆に熱湯だとよく溶けますが、効果がすぐ弱くなる可能性があります。
酸素系漂白剤は酸素の力で汚れを落とすので、ぬるま湯を使う事により、ゆっくりじわじわと時間をかけて汚れを落とすのが効果的です。
私の場合、まずは水を200ml入れて石鹸全体を溶かします。そのほうがダマになりにくく、綺麗に溶けます。今回はオキシクリーンも入っているので、水を多めに入れてからお湯(残り300ml)を入れてぬるま湯にしたいと思います。
お湯を入れてまぜまぜー。
多少、オキシクリーンの溶け残りがありますね。石鹸を泡立てないようにゆっくりかき混ぜて、なるべく溶け残りを減らします。
すでに上の溶けた石鹸はゼリー石鹸のようにデロンデロンになっています。これは仕上がりが楽しみです。
ここで注意点ですが、粉石鹸のみで作った粉石鹸は素手で触っても大丈夫でしたが、今回はオキシクリーンという強力なアルカリ剤が入っているため、素手で触るのはとても危険です。必ず手袋を着用して下さい。
3時間後…
見えにくいかもしれませんが、石鹸に気泡が入っています。
混ぜてみましたが、かなり固めのゼリー石鹸になりました。しいて言うなら、クラッシュゼリー石鹸ですね。
酸素系漂白剤が溶け、酸素が発生し発泡したのではないでしょうか。これは…失敗?
ゼリー石鹸では落ちなかった汚れです。
今回はたくさん使って、更にラップして5時間放置しました。
その間に、シンクをこのクラッシュゼリー石鹸で掃除してみました。
つるぴかー。
ついでに台所を拭いている布巾をポリ袋に入れ、クラッシュゼリー石鹸を入れてモミモミ…。
台拭きって一番早く臭くなり、中々ニオイが落ちないんですよねぇ…。石鹸で洗っても手に負えない時もあります。それぐらい汚いんでしょうね(笑)
モミモミすると、泡立ってきました。肉眼だと泡がベージュ色になって、汚れが落ちているのが分かります。
よーく濯いでしぼって、ニオイを嗅いでみると、なんと嫌なニオイが無くなりました!
クラッシュゼリー石鹸は普通の石鹸よりも除菌・消臭の効果は高いと思います。
さて、それではガスコンロのお披露目です!
【ビフォー】
【アフター】
はい!変わりません!!
もしかすると、普通のゼリー石鹸を作ってから、その都度オキシクリーンと混ぜて使った方が落ちそうな気がします。
今回はゼリー石鹸を作る段階でオキシクリーンを入れてしまったので、放置している間にオキシクリーンの効果が発揮され、使う時には効果がイマイチだったのではないかと思います。
それか、我が家のガスコンロ汚れが非常に強いのか…(笑)
今回、オキシクリーンと粉石鹸を同時に溶かしてクラッシュゼリー石鹸を作ってみましたが、普通のゼリー石鹸を作った後に、オキシクリーンをプラスして使った方が、より効果が得られそうな気がします。
これはまた改良の余地がありそうです(笑)
【追記】
幼稚園で泥んこ遊びしてきた長男の靴を、クラッシュゼリー石鹸で洗ってみました。
ぬりぬり…
水を入れてバシャバシャ…
水の色が茶色くなっています。それからよーく濯いだら終わりです。
綺麗になりました。
…ってスモックもひどい!
もう泥は乾燥していますね。腕がなります(笑)
水を入れて、クラッシュゼリー石鹸をスプーン一匙しか入れてませんが、かなり泡立ちます!よーく揉み洗いして、濯いで洗濯機で脱水しました。
泥がべっとり付いてた腕部分です。
完全には落ちきれませんでしたが、よく落ちてる方だと思います。クラッシュゼリー石鹸は失敗かと思いましたが、意外と使えますね(笑)
石鹸の良いところは、一度の洗濯で落とせなくても、次の洗濯でまた汚れが落ちて、また落ちてと、汚れが徐々に薄くなっていくところです。なので一度諦めても希望がまだあるので、石鹸でお洗濯してみて下さい!